PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

小悪魔

人間の心には、天使と悪魔が存在するという。まあ、よく漫画に出てくるちっちゃいアレですね。
菩薩の心しか持ち合わせていらっしゃらない方は、どうぞ今日はスルーしちゃってください。

その日は朝から何もする気がなく、身内から何を話しかけられても、「はー」とか「ほへー」で受け流していた。右から左へ受け流す…ただ漫然と、漠然と。そんな日は引きこもるに限るということで、もう今日は一日中家から一歩も出ないと決めました。だってネガティブ。如何せん、マイナス思考。
と、そういう時に限って、身内が出かけると言う。陽気がいいからドライブだなんて言う。まあいいさ、ちょうどいいさ。邪魔されることなく、引きこもり続行。電話にだって、出てやるまい。

そして自室でダルダルウダウダゴロゴロと時が過ぎ。


『ドーン!』

「…? ドーン? って、今、音した?」
ちなみに一人っ子なので、周囲に誰もいなくとも平気で声出します。大人になっても変わりません。年老いたらさぞ、うるさかろう。

『ドーン!!』

「……。あーっ!! 芽の散歩、ワシしかおらんやんけーっ!」

クゥ~ンとかなんとかかわいらしく鳴けばいいものを、ヤツは巨躯を活かし、ドアに体当たりして存在を知らせる。
重たい腰を上げ尻を上げ、リードを持つ。が、いちお、芽に言ってみる。
「あー、だりー。マジ今日、やる気ないんだよねー。メイちゃーん、勝手に肩慣らししてきてよ」
「ほいきた♪」

なんてことありえないし。通報されるし。警察沙汰だし。連行されるし。

大型犬、特にハスキーを連れているからでしょうか、老若男女問わず、よく声を掛けられます。「大変そうですよね」から、「なんで目の色が違うのか」まで。質疑応答千差万別。たとえ気分が乗っていなくとも、そこは大人、三十路過ぎ、テンション上げます。てか勝手に上がります。盛り上がります。ハスのこととあらば。

いつもの公園で、芽が滝に打たれつつ水分補給しているとそこへ、小学校低学年であろう女子3名が向こうからやってきた。興味津々の目、目、目。

「あ、オオカミだ」

最近は悲しいかな、ハスキーという犬種自体を知らないのか、オオカミと呼ばれることが多いです。で、いつもなら飼い主は優しく答えます。
「う~ん、にているけどねぇ、ちがうんだよぉ。りっぱないぬなんだよぉ。わかったかなぁ?」
芽を座らせ、お手までサービスしてやることもある。

が、その日は、なにしろメンドくさかった。否定することすら、メンドくさかった。
心の中の、小悪魔、登場。

「うん、そうだよー」

「え~っ、かっこい~! い~な~、マミ(仮名)もオオカミさんかいたいな~」
「でも、オオカミっておうちでかっていいの?ナオ(仮名)、どうぶつえんでしかみたことないよ」

「うん、とくべつー、いいでしょー、へへー」

そそくさと立ち去った後、ちょっと小さな罪を犯したかなと、家に戻り、再び引きこもるアフォ飼い主。

未来ある幼き純真な3名よ、オオカミは飼えぬ、大きくなったら、ハスを飼え。



ランキングに参加しています。

飼い主は明らかに → 

悪魔の部分が多いです。 → 

ありがとう! その2ポチで明日も頑張れます!


D0807241.jpg
天使と



D0807242.jpg
悪魔

スポンサーサイト

| 芽日記 | 22:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://matsukaze1052.blog39.fc2.com/tb.php/28-efa1f309

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。