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涼を求めて2011・中編

突然ですが、飼い主はトウモロコシが苦手です。

「あー、あたしもあたしも!」

と、同調してくれる人がまずいません。30余年生きてきて、過去に一人だけです。
お互いこれが苦手と知った時は、抱き合って同じ痛みを分かち合ったものです。
一人っ子育ちのせいか、ほかにも苦手なものは数ありますが、絶対無理! なのはモロコシくらいです。
なぜ食べられないかというと、過去に遡ること30年。小学2年のときでした。
ちょっと長くなりますけど聞いていただけますか。もちろん20行程すっとばしちゃってもかまいません。



当時の担任は忘れもしない安井先生と言う定年間際のじいちゃん先生だったのですが、なんでも好き嫌いなく食べることをモットーとしており、とにかく一口でもいいから食べないと家に帰らせてもらえないという徹底ぶり。
なんとかこの一年、モロコシが献立に入りませんようにと祈る日々を過ごしていたのですが、ついにやってきました悪夢のようなその日が。色鮮やかに茹で上がったモロコシが出てきやがったんですよドドーンと目の前に。
もちろん他のおかずから食べ始め、なるべく黄色い物体から目をそらし、なんでもいいから天災が起こってくれないかと願い、それでも時は無常にも穏やかに過ぎ、ついに残すは憎たらしいほど黄色くツブツブしたモロコシのみ。
無謀とは知りつつも一応先生に交渉を迫るも、一口でもいいからかじらんか! と一喝され、クラスメイトでさえも「なんで食べられないの?おいしいよ?甘いんだよ!」と、非情な言葉を次々を浴びせかけてくるのみで、誰も同情しようとはしてくれませんでした。
そのうち給食の時間も終わり、掃除が始まり、終わり、帰りの会が始まり、終わり、教室に一人取り残され、にっくきモロコシを前に涙が止まらず、それでも口にしなかった強情な自分ってアフォですか。

たぶん、「無理して食べなくてもいいよ」と言ってくれる優しい先生であれば、ここまでトウモロコシを避けるようなことはなかったと思うんですよ。子どもの頃はなんとなく苦手でも、大人になったらいつの間にか食べれるようになっていたということがあるように、モロコシだって克服できていたと思うんですよ。
とにもかくにもこの一件が、いけません。小2の自分にはキツかったんでしょう。
「んもう金輪際二度と食うかコンニャロ!!」と、心に固く誓ってしまいましたから。
しっかりトラウマになってしまったんですね。いまだに安井じじい先生がトウモロコシ片手に夢に出てくるくらいですから。



さて先日、暑苦しい名古屋でウダウダしてるのもなんなので、川へ遊びに行ったんですよ。
6歳にもなっていまだ泳げな犬の芽、ここらで奮起して見事な泳ぎを見せてはもらえんだろうかと、淡い期待を抱きながら。
この日の芽は、なんだか少し違っていました。いつもならそろりそろりと注意深く浸水するのに、あまりの暑さにおもわずザブン! と飛び込んだんですよ。
これはいけるか!? 今年こそ泳げな犬返上か!?



そんな希望が見えたのはわずか一瞬のことで、父が大自然の美しさに見入って油断したその時、足元をすくわれて左下方へずりりと流されてしまいまして。危うく父もろともドンブラコしてゆくところでした。


芽『ヒィィーッ、パパしゃん怖かったよォ』
父「おー、すまんすまん! 大丈夫か、メイよ」


父「よし、じゃあ行くか!」
芽『うん、もう川は懲りg…』


父「もっと急流へ!」
芽『え゛…??』


父「ほれ、ここから飛び込んでみろ!」
芽『パパしゃん…?』


父「大丈夫だ、オレがしっかり綱持っててやるから!さあ、行ってこい!」
芽『ほ、本気で言ってるの?』


父「なんだよオレが信じられねーっていうのかァ?」
芽『いやもう、それ以前の問題ってゆーか…』

父よ、そりゃあ無理ってもんだろう。



こんな滝壺にすべり落ちそうになったんだからなあ、おい。


これがトラウマとなったようで、その後一切川に近づかなくなりました。
これで生涯泳げな犬、確定かと。
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| 芽日記 | 21:39 | comments:13 | trackbacks(-) | TOP↑

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