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忠犬芽公


先日のこと。散歩中、芽のユルユルと踊るように揺れる尻尾を見ながらふと思った。
「コイツは私のことをどう思っているのだろう」
と、まるで付き合い始めて3ヶ月、いまだ微妙な距離感を保つ彼氏の背中を見て、なぜ手さえ握ってくれないのと、思わずため息が出てしまうかのように。芽とはもう4年だけれど。芽はオンナだけれど。


以前、犬は散歩中に突然飼い主が倒れたり連れ去られたりした場合、どういう行動をとるのかという『愛犬との絆を確かめる実験』みたいなのをTVでやっていた。
芽との絆
意味もなく不安がよぎる。果たして芽と飼い主との間に、確かなものってあるのだろうか。
言葉は通じないが、今だってリードを通して芽が何を考えているのかくらい、わかる。
「尻尾が垂れ下がってきたからそろそろ折り返し地点だな」
とか
「肛門様が開いてきたからそろそろ雲子だな」
とか。

…やっぱり不安だ。

ええい! 実証、あるのみ!


そこで飼い主は周囲に誰もいないことを確認し、おもむろにぶっ倒れた。
さて芽は一体どんな行動を取るのか。
顔を手で覆うようにうつぶせになり、薄目を開けて芽の様子を見ると。


『何してんの?』とチラ見しただけで、体は進行方向を向いたまま、飼い主の身に起こったことなど気にも留めていない。
まあ芽にとっては初めてのこと。何が起こったのかわからず、少し変な体勢で休憩しているのだと思っているに違いない。
もちろんここで諦める飼い主ではない。さらにじっと、その時を待つ。芽が駆け寄って『どったの?だいじょぶ?』と、ベロンベロンしてくれるのをただひたすらに。


されど、待てども待てども、一向に飼い主の方へ寄ってくる気配はない。若干歩き始めてさえいる。ヤバい、このままでは飼い主、ただの筋トレ用古タイヤにすぎぬではないか。
そこで飼い主は、昭和の大女優も顔負けの、迫真せまる演技で助けを求めた。
「うぅ、芽ちゃん…、む、胸がく、くるじいぃぃ…」


次の瞬間、振り返り、一目散に駆け寄る忠犬の姿が!!
「ヘィ!ハーチィ!」


なんてことあるわけもなく。一向に振り向かない冷めた犬がそこに。
一体アタシは何してるんだろう。
三十路越え汗だくスッピンで、テロテロTシャツのヨレヨレジーンズで炎天下の中、まるで行き倒れ。





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ブログランキングへ"  あと10秒待ってたら、意識なくなってたかもしれません。熱中症で。
 
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| 芽日記 | 21:55 | comments:13 | trackbacks(-) | TOP↑

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