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最大の武器は、信頼と習慣である。

少し前の日曜日のことである。
父が芽と散歩に出かけ、家には飼い主一人、のんびりとTVを見るでもなく見ていた。
しばらくして、電話の音が部屋に鳴り響いた。なぜか妙に変な胸騒ぎのした飼い主、ゆっくりと受話器を取った。

「もしもし…?」

次の瞬間、飼い主はできれば一生耳にしたくない、恐ろしい言葉を聞いたのである。

「…逃げた」

「と、とうちゃん?」

「芽が、逃げたーーーっ!!」

DSC_3939-1.jpg

全身から血の気が引くとはこのことである。
今まで一度も脱走したことのない芽、自由というものを手にしたら、どんな行動に出るかわからない。次から次へと悪いことばかりがよぎり、とにかく急いで逃走現場となったそこそこ緑地の竹やぶロードへと向かった。

DSC_4085-1.jpg

そこで目にしたのは、何かの拍子にすっぽ抜けたのであろう首輪を手に「やめなさい!こっちへ来なさい!」と必死になる父と、散歩中であろうご婦人に向かって、遊んでアピール絶賛中の芽。幸い、ご婦人は慣れているのか大型犬であっても驚きもせず、余裕の笑顔さえ見せてくれている。

「ほら、パパのとこにお戻りなさいな」
『や~ん♪』

そこそこではあれど、ゴルフ場も隣接している緑地、ここで見失ったとなると最悪のケースも考えられたため、まずはこの状況に落ち着きを取り戻した飼い主、ご婦人に父共々ひたすら謝りつつ、捕獲のため持参したおやつを取り出そうとしたその時。

DSC_4068-1.jpg

なんとタイミングの悪いことに、後方からわらわらと園児10数人が保育師さんとやってくるではないか!!
その集団を見つけたら最後、芽は一目散に突進していくのは間違いない。芽は子供好きだ。特に園児には目がない。次の瞬間、タックルを受け泣きじゃくる園児らと、怒りと恐怖に震える保育師の姿が易々と想像できる。

DSC_5261-1.jpg

焦った父が保育師に向かって「こっちは危険だから来るなー!」と両手でバツ印を作って叫び、飼い主は芽の気を引くため、必死でおやつを芽の元へいくつも投げた。
しかし、日頃からあまり食に関心のない芽、この滅多にない好機を逃すものかと、おやつで目の色が変わることもなく、いよいよ園児の方へ目が向きかけた瞬間、

DSC_5272-1.jpg

「芽、とってこーい!」

一縷の願いを込め、飼い主がいつも遊んでいるボールを園児とは反対の方向に投げた。
まるで映画のワンシーンを見るかのように、一目散にボールを追いかけ、くわえ、すぐさま飼い主の足元へすんなりとボールを見事に落とした芽。
そこをすかさず、お縄頂戴。

DSC_5262-1.jpg

ほぼ毎週末とってこーい遊びを続けていたため、持ってくるところまでは習慣になったのか、とっさに芽も反応してしまったらしい。
かくして芽の大捕り物は事なきを得たのだが、こういうことに関しては覚えの早い芽、次に逃げた時にはこの手は使えまい。
その時こそ、恐怖である。




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ズボッと首輪が抜けて『アヒャヒャヒャヒャ~♪』と芽が逃げて行く姿を

ここ最近夢に見てうなされるそうです、父。

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