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ミカンの思い出


週末、ミカン狩りにでも行ってきたかのような、思わせぶりな写真ですが。

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残念。うちの庭。

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父親がそれほど丹精も込めず作ったのに、これがスーパーで買うよか美味かったりする。
きっと、おみかんちゃんもビックリの出来栄え。 名前だけで振っちゃったYO!


飼い主、果物の中ではミカンが一番好きで。小学生の頃は一回に7個とか普通に食べていたので、冬になると手の平はもちろんのこと、足の裏まで真っ黄色になっていた。
当時の食べ方は、口の中に入るくらいの大きさに房を分割し、筋を取ることもなく豪快に食べていた。「ひと房ずつ食べなさい!動物園の猿みたいじゃないの!」と何度も母親に注意されたが、父親(申年)の食べ方を真似ているだけだと反論し、子猿のようにもっしゃもっしゃと食べていた。
しかし、好きな食べ物を誰にも横取りされることなく、時間をかけてゆっくり味わうことができるのが、一人っ子の特権である。ある時、ミカンもたまにはじっくり向き合って食べてやるかと思い、筋も丁寧に取り去り、房ひとつひとつをこたつの上に順に並べていった。そうして7個分全てを剥き終え、満足感と達成感に包まれた齢8歳は、この喜びを誰かに伝えたかったのだが、あいにく母親は入浴中。しばらく整然と並べられたミカンを嬉々として見つめていたが、やはり齢8歳は待ちきれず、ひと房をそっと口にした。

「うっ!ゲェ…」

…カピカピのパリパリになっていた。

柑橘類独特のジュースィーさはこたつの熱によって全て蒸発し、ドライフルーツと化したミカン7個分を目の前に、ただただうな垂れるばかりのアフォ娘8歳。もちろん母親に叱られ、普段は優しい父親も、「こんなものミカンじゃねぇ」と見放し、泣きながら一人で全て食べたこの教訓から、飼い主のミカンの食べ方は以前よりも増して恐るべき早さとなった。多分、どこぞのボス猿よりも早い。なんなら競争してもいい。


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残念ながら芽は、野菜や果物に全く興味がない。野菜はともかくとしても、リンゴやバナナ、イチゴに至るまで、全く見向きもしない。もちろん柑橘類も例外ではない、のだが。

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なんとどういう風の吹き回しか、今まさに食べようとしているではないか。父に対する愛を示すため、体を張って挑もうとしているのか。この時の父の喜びようといったらなかった。
「オマエはいいコだなぁ!オレが作ったミカンだからなぁ!そうか!美味いか!ワハハハハ!」

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あら?

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なにか…

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行動がおかしいんですけど?

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「なんだ?そんなに嬉しいのか?もっと食っていいんだぞ~」と、狂ったようにミカンに取り憑かれる芽を微笑ましく見つめ、鼻歌まじりに庭を後にする父の背はとても幸せそうだった。

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しかしその後も芽はミカンを嗅いでは体をこすり付けてばかりで、一向に食べようとしない。
と、よくよくそのミカンを手に取ってみると、真実が、そこに。


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腐ってました。やっぱりね。

あぁどうか、父には夢を見させてやってください。





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質問1.皆さまのワンズは何でも食べますか?

質問2.ボス猿のような方、いませんか?

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